Home 臨床支援情報 Kerrメルマガ バックナンバー ≫ ペーストタイプのコンポジットレジンの利点

ペーストタイプのコンポジットレジンの利点

2022年 1号

ペーストタイプのコンポジットレジンの利点について

2022年最初のメールマガジンは「ペーストタイプのコンポジットレジンの利点」についてです。

コンポジットレジンには注射器のような押し出し式のフロアブルタイプとネジ式容器のペーストタイプがあります。
国内ではフロアブルタイプが好まれる傾向にありますが、海外では依然としてペーストタイプも高い人気があります。
フロアブルタイプとペーストタイプの大きな違いは粘度で、これは歯冠の形を作る賦形性や器具へのまとわり付きに関係してきます。
前歯のⅣ級修復やベニアなどの歯冠を回復する、あるいは臼歯のデコボコで機能的な咬合面を付与する際、フロアブルタイプでは形が変わってしまったり、器具にベトベトとまとわりつくので、ペーストタイプの方が扱いやすくなります。

ペーストタイプ「プレミス」による咬合面の充填(写真提供:高橋 登 先生)

ペーストタイプ「プレミス」による咬合面の充填

コンポジットレジンの製品情報はこちら

フロアブルタイプを使われていて、前歯の豊隆や臼歯の咬合面形態に苦労されている先生には、フロアブルタイプはそのままに、ペーストタイプの「ハーモナイズ」「ハーキュライト ウルトラ」「プレミス」を追加で1本、お勧めいたします。
きっとお役に立つと思います。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。(担当:S)